一人暮らしや共働きをしている方にとって、日中に届く宅配を受け取るのは困難な場合が多いでしょう。
そんな方が賃貸物件を借りる際には、宅配ボックス付きを探してみると良いかもしれません。
本記事では、宅配ボックス付きの賃貸物件を選ぶメリット・デメリットと種類についてご紹介します。
宅配ボックス付き賃貸物件のメリット
宅配ボックス付きの賃貸物件を選ぶメリットは大きく3つあります。
1．自宅に不在でも荷物を受け取れる
宅配ボックス付きを選ぶ方の多くは、このメリットを求めている方がほとんどです。
再配達を依頼したり、宅配がいつ届くのかと待ち続けたりする必要もありません。
2．配達員と顔を合わせる必要がないため、防犯対策になる
宅配ボックスがあれば、不審者やセールスマンと対面する心配がなく、とくに一人暮らしの女性には大きなメリットとなるでしょう。
3．設置費用がかからない
宅配ボックスがない賃貸物件でも、今では簡易的な宅配ボックスを設置できる場合があります。
しかし、自分で宅配ボックスを設置するのであれば、設置費用がかかってしまいます。
その点、すでに賃貸物件に宅配ボックスがついていれば、わざわざ費用を出して設置する必要がありません。
宅配ボックス付き賃貸物件のデメリット
もちろん宅配ボックス付き賃貸物件にも大きく3つのデメリットがあります。
1．賃貸物件に住んでいる方と共同利用しなければいけない
共同利用なので、宅配ボックスがすべて埋まってしまう場合があります。
すべて埋まっていた場合は、再配達を依頼しなければいけません。
2．管理費がかかる
宅配ボックス付きの賃貸物件は、家賃や共益費が少し高く設定されている場合が多いです。
また、宅配ボックスが壊れてしまった場合は、別途修理費を請求される可能性もあります。
3．あくまでも利用は自己負担
宅配ボックスの種類によっては、暗証番号がバレてしまうと荷物を盗まれてしまう可能性があります。
もっとも安心な受け取り方法は、あくまでも直接受け取りだと知っておきましょう。
宅配ボックスの種類
宅配ボックスには、機械式と電気式の2種類があります。
機械式は、暗証番号を設定するアナログタイプな宅配ボックスです。
配達員が設定した暗証番号を入力し、荷物を受け取りますがこの暗証番号がバレてしまうと盗難にあう可能性があります。
電気式は、あらかじめ持っている操作キーや個別暗証番号、カードキーなど荷物を取り出す方法はさまざまです。
セキュリティ管理されている場合もあり、機械式よりも盗難にあう可能性は低いです。
まとめ
本記事では、宅配ボックス付きの賃貸物件を選ぶメリット・デメリットと種類についてご紹介しました。
再配達の手間やセキュリティでもメリットが大きい、宅配ボックスですが盗難にあうなどのデメリットもあります。
家賃などにも関わるため、賃貸物件を選ぶ際にはぜひ、宅配ボックスにも注目してみてください。
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