新築の一戸建てを手に入れる方法には「土地を購入して注文住宅を建てる」「建売住宅を購入する」の大きく2種類があります。
このうち、建売住宅の購入を検討しているものの、どのような点に注意したら良いのかがわからずに、頭を悩ませている方も少なくないでしょう。
そこで今回は、建売住宅の購入時に押さえておきたいチェックポイントをご紹介します。
建売住宅購入時のチェックポイント①住環境
建売住宅を購入する最大のメリットは、間取りや内装などを実際に自分たちの目で確認できる点にあります。
しかし設備や内装に目を奪われ、住環境のチェックをおろそかにしてしまうと後悔につながりかねません。
たとえば、用途地域が定められており、建てられる建物の種類が制限されている地域もあります。
第一種低層住居専用地域にはコンビニすら建てられないため、静かな住環境が保たれる反面、生活が不便になりかねない点に注意が必要です。
また、道路の幅が狭い場合は車の出し入れが大変なだけでなく、歩行時に交通事故にあう危険性が高まるので、接道状況についてもしっかりとチェックしましょう。
建売住宅購入時のチェックポイント②住宅の性能
建売住宅の多くは、住宅性能表示制度に基づく住宅性能評価書を取得しています。
住宅性能表示制度は耐震性や省エネルギー性、遮音性などといった住宅の性能を数値で示したもので、これを確認することで建売住宅がどのような性能を備えているのかが一目瞭然です。
たとえば断熱等性能等級は1~7段階に分かれており、数字が高いほど省エネルギー性に優れた住宅であることを示します。
また、3段階に分かれた耐震等級は地震に対する建物の強さを示した指標で、耐震等級1でも数十年に一度発生するレベルの地震に耐えられる強さを持っています。
数字が大きいほど地震に強い家であることが保証されているので、地震に強い建売住宅に住みたい方は耐震等級3を取得しているかどうかをチェックしましょう。
建売住宅購入時のチェックポイント③契約条件
建売住宅を購入する際は、契約条件の確認も欠かせません。
とくに住宅ローンを組んで建売住宅を購入する際は、万が一借りられなかった場合に無条件で契約を解除できる「住宅ローン特約」について、売買契約書に記載されているかどうかを確認しておきましょう。
また、特約条項の箇所には、埋設物に関する取り扱いなど買主が不利益を被りかねない事項が記載されていることがあるので、こちらも忘れずに確認しておきたいところです。
まとめ
建売住宅の間取りや設備、内装だけに目を奪われて購入すると、後悔につながりかねないため注意が必要です。
建売住宅購入時には、住環境・性能・契約条件の3点を忘れずにチェックしましょう。
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