マイホーム購入を検討している方のなかには、住宅ローンを利用するか現金で一括購入するか悩んでいる方がいるかもしれません。
一括購入すれば、金利を支払う必要がなくなるなどのメリットがあります。
しかし、注意点もあるため、内容をよく理解しておくことが重要です。
この記事では、不動産を一括購入するメリットや注意点、諸費用について解説します。
不動産を一括購入するメリット
不動産を一括購入するメリットは住宅ローンの金利負担がなくなり、金銭的な負担を減らせることです。
住宅ローンを組んで不動産を購入すると、元金にくわえて金利分を返済する必要があり、家の購入金額よりも返済総額が増えてしまいます。
しかし、一括購入すれば、金利負担分の金額を他のものに使えるでしょう。
また、保証会社に支払う保険料なども節約できます。
不動産を一括購入する際の注意点
不動産を一括購入する場合、住宅ローン控除などの税制優遇制度が適用されません。
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して一定の条件を満たした家を購入すると所得税の控除が受けられる制度です。
住宅ローン残高の0.7%が原則として新築の場合13年、中古の場合10年間所得税から控除されます。
ただし、住宅ローン控除が適用できたとしても、一括購入のほうが支払総額は高くありません。
また、一括購入の場合、貯金が減ってしまう点にも注意しましょう。
不動産の価格は数千万円するため、その金額の現金が手元からなくなります。
資金的な余裕があれば問題ありませんが、貯金のほとんどを使用して不動産を購入した場合は、想定外の資金が必要になったときに対応できません。
不動産を一括購入する際の諸費用
不動産を一括購入する場合は、不動産購入費以外にも、仲介手数料や売買契約書などの書類に貼付する収入印紙代がかかります。
その他、固定資産税や都市計画税の日割清算金、マンションの場合は管理費の日割清算金などの費用も必要です。
これらの諸経費は住宅ローンを利用する場合に必要な費用です。
一方、一括購入なら住宅ローンを利用する際に必要な抵当権設定登記の費用や融資手数料がかかりません。
まとめ
不動産を一括購入するメリットや注意点、諸費用について解説しました。
不動産の一括購入は、住宅ローンよりも支払総額が減るなどのメリットがあります。
しかし手元に残る資金が減るので、不測の事態が起きたときに対応できるよう、貯蓄残高を確認しましょう。
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